1947-09-19 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第16号 どうもおかしいというので目をつけておると、はいつて行つた蜜蜂が體に白い粉を一ぱいつけて飛んで來る。これは砂糖があるに違いないというので、刑事が指摘して無理にその倉庫を開けさしたところが、靜岡、沼津檢事局において保管された八十三箱の三盆白と、百十二袋の砂糖であつた。さらにあまりたくさんはないが各方面の倉庫に、いろいろな形において亂俵と稱されて隱されておつた砂糖が相當あつたのであります。 中野四郎